RM MODELS掲載の軌跡 その2
そもそもこのレイアウトは、YouTube動画用として制作したもので、雑誌投稿はまったく想定していませんでした。ましてや、誌面に掲載されるなどとは夢にも思っていませんでした。それでも一度決まった以上、できることはすべてやろうと決めました。
一度撤去していた小物や車両を再配置し、撮影環境を整え、可能な限り写真を撮り直しました。投稿時には使わなかったカットに加え、新たに撮影した写真も含めると、画像は最終的に300枚近くに及びました。
原稿は、12月1日の夜から3日の朝にかけて、一気に書き上げました。睡眠時間は削りましたが、とにかく早く完成させて、修正点や不足点を指摘してもらいたいという思いがありました。気がつけば、文字数は9000字を超えていました。「さすがに長すぎるので、必要なところを削ってください」と伝えたところ、返ってきた答えは意外なものでした。このまま使わせていただくとのことでした。
しばらくして、「記事が完成したのでチェックしてほしい」という連絡が届きました。PDFを開いて、言葉を失いました。9ページもあったのです。それも、ただページ数が多いだけではありませんでした。掲載写真の解説は、本文では書ききれなかった意図や制作の狙いを的確に汲み取り、作者である私以上に作品を語ってくれていました。丹精込めて制作したバスたちは、1台ずつ丁寧に紹介されていました。
胸がいっぱいになり、正直、涙が出そうになりました。しかも、9000字の原稿は一文字も削られることなく、そのまま掲載されていました。「本当に載るのだろうか」と思いました。実際に製本された誌面を見るまでは、どこか信じきれない気持ちでいました。
ネコ・パブリッシングの公式サイトによると、RM MODELS 2026年2月号の発売日は12月19日(金)でした。どうしても店頭で見たくて、翌20日に書店へ足を運びました。しかし、棚には並んでいませんでした。店員さんの説明によれば、北陸地方は発売が1日遅れ、さらに土日を挟むと月曜日になるとのことでした。